コロナ禍における旅行のあり方について考える
予定です。
これまで通り飛行機で持っていけると思うんだ。
昨日書いたブログ記事を訂正します。申し訳ありません。
該当記事は以下のものです。
リチウムイオン電池のモバイルバッテリーが機内持ち込み禁止になるということは無いんじゃないかなあ。
http://onemiletoheaven2.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-bf86.html
この中で私は「ICAOの意図するところは『リチウムイオン電池を含む電子機器は受託手荷物として輸送することはできなくなりますが機内持ち込みは従来通り可能です。』ということなのではなかろうか」と意見を述べましたが、その解釈を訂正します。「モバイルバッテリーが機内持ち込みできなくなるわけではないだろう」という全体の論旨は変わりません。
答はIATAのサイトにありました。航空会社や旅行代理店などが加盟する業界団体であるIATA(International Air Transport Association 国際航空運送協会)は2016年2月23日付で以下のステートメントを発表しています。
Lithium Batteries as Cargo in 2016 Update III
http://www.iata.org/whatwedo/cargo/dgr/Documents/lithium-battery-update.pdf
本文によると、このステートメントの更新は前日2月22日にICAOが発表した「旅客機によりリチウムイオン電池を貨物として輸送することを避けた方がよい」という推奨を受けてのもの。今回の更新による変更点はドキュメント内でハイライトされています。1箇所引用しましょう。
UN 3480, PI 965, Section IA and IB are forbidden for carriage on passenger aircraft. All packages must bear the Cargo Aircraft Only label in addition to the other marks and labels required by the Regulations.
UN3480は単体のリチウムイオン電池のことですのでそれを踏まえて訳すと、
「単体のリチウムイオン電池は旅客機で輸送されることが拒否されます。全ての梱包には規定により求められるマークやラベルに加え"貨物機のみ"のラベルが貼られなければいけません。」
となるでしょうか。
つまり今回の変更は「単体のリチウムイオン電池は旅客機では運べなくなった」ということ。今回のICAOの発表は「単体のリチウムイオン電池は"貨物機でならば従来通り貨物として輸送できるけれど"旅客機では貨物として輸送しないように」という意味合いなのでは、というのが私の新しい解釈です。
なお、電子機器に組み込まれたリチウムイオン電池(UN3481)については
The prohibition does not apply to lithium ion batteries packed with equipment or lithium ion batteries contained in equipment, UN 3481, Packing Instruction 966 and Packing Instruction 967 respectively.
とのことなので今回の改正の対象外かと。
この箱に"Cargo Aircraft Only"というラベルを貼れということですね。
なお、IATAではモバイルバッテリーの機内持ち込みについて Lithium Battery Guidance Document (2016年2月25日時点での最新版は http://www.iata.org/whatwedo/cargo/dgr/Documents/lithium-battery-guidance-document-2016-en.pdf )の中で
For carriage by passengers, power banks are considered as spare batteries and must be in carry-on baggage only and must be individually protected from short-circuit.
と規定しています。短絡防止措置を施したうえで機内持ち込みのみとする、というのは既に馴染みのあるルールですね。この文に変更が入ったときに初めて「モバイルバッテリーが機内持ち込みできなくなる」と言えるのでしょう。
ただまあ、昨日も書きましたけれど素人がうだうだ言っていてもしょうがない。何か変更があるのであれば国土交通省が告知するでしょうからそれを待ちましょう。
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【2016年2月25日追記】
私の解釈が間違っていたようなので新たに記事を書き起こしました。
「2016年4月からリチウムイオン電池を使ったモバイルバッテリーが飛行機の機内に持ち込めなくなる」というのはやはり間違いだと思う。
http://onemiletoheaven2.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/20164-2b8a.html
以下の記事は参考までに。
最近の私の旅に欠かせない持ち物といえばモバイルバッテリー。旅先ではスマホでGoogleマップを見ながら知らない場所をうろうろと歩きまわることが多いので、電池切れは命取りなのです。
大小取り合わせていろいろ持っています。
このモバイルバッテリー、今年(2016年)4月から飛行機の機内に持ち込めなくなるんじゃないかという風聞が流れてきました。これはICAO(International Civil Aviation Organization・国際民間航空機関)が2016年2月23日付けで発表したニュースを受けてのもの。
ICAO Council Prohibits Lithium-Ion Cargo Shipments on Passenger Aircraft
http://www.icao.int/Newsroom/Pages/ICAO-Council-Prohibits-Lithium-Ion-Cargo-Shipments-on-Passenger-Aircraft.aspx
この発表を新聞社やネットニュースのサイトが報じたことにより、SNS界隈で「モバイルバッテリーはリチウムイオン電池だから飛行機に載せることができなくなる!」という話が広まったようです。
【例】
リチウムイオン電池、旅客機での輸送禁止
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN0VW0AH.html
ICAO、飛行機でのリチウムイオンバッテリー搭載モバイルバッテリーなどの輸送を禁止する暫定基準を4月1日から適用へ
http://getnews.jp/archives/1412159
ただ、ちょっと待って欲しい。今回のICAOの発表を「リチウム電池が一切機内に持ち込めなくなる」と解釈するのは早とちりなんじゃないですかねえ?
このブログでも3年半ほど前に記事にしましたが、リチウムイオン電池を使ったモバイルバッテリーは飛行機の乗るときにカウンターで預ける荷物の中に入れることはできません。必ず手荷物として機内に持ち込む必要があります。
【TOOL】 飛行機の機内にリチウムイオン電池であるパナソニックのUSBモバイル電源パック(旧・三洋のエネループ モバイルブースター)は持ち込めるか?
http://onemiletoheaven2.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/tool-usb-a7fb.html
既にそういう状態なのに何ゆえにICAOは改めてこんなことを言い出したのか、ということを考えてみましょう。上に書いたURLからICAOの発表文を引きます。
It pertains only to Lithium-ion batteries shipped as cargo on passenger aircraft, and not to those contained in personal electronic devices carried by passengers or crew.
直訳すると、
It pertains only to Lithium-ion batteries shipped as cargo on passenger aircraft,
↓
「それは旅客機で貨物として輸送されるリチウムイオン電池にのみ係わります。」
and not to those contained in personal electronic devices carried by passengers or crew.
↓
「そして乗客乗員により運ばれる個人用電子機器に含まれるものには(係わり)ません。」
となるでしょうか。この後段のみを受けて「電子機器に含まれるリチウムイオン電池のみが旅客機で運べるのだ。モバイルバッテリーはダメなのだ。」と解釈している人もいるようです。とはいえ前段では"only"という単語を使って「貨物として輸送されるもののみ」と謳っているわけですよ。
後段の文が書かれているのは、現状ではリチウムイオン電池を含む電子機器を受託手荷物として預けることが認められているからではないかと思うのです。以前のブログ記事でも参照した国土交通省のサイトにあるPDFファイルを見てみましょう。
機内持込み・お預け手荷物における危険物の代表例
http://www.mlit.go.jp/common/000993849.pdf
「リチウムイオン電池」の「電子機器(本体)」はお預けが○になっています。これが×に変わりますよ、というのがICAOの発表文の後段の意味するところなのではないかと。つまり
リチウムイオン電池を含む電子機器は受託手荷物として輸送することはできなくなりますが機内持ち込みは従来通り可能です。
というのがこの文全体の意図するところなのではないか、というのが私の解釈です。
まあ、ここでうだうだ言っていてもしょうがない。規則が変わるのであれば国交省や航空会社から何かしら発表があるでしょうからそれを待ちたいと思います。
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ANAが羽田からの新路線を就航させたのに合わせてシドニーへ行ってきました。
海!ヨット!オペラハウス!これぞシドニー!
シドニーからの帰りの便は夜10時発のため、街歩きを楽しんでから空港に向かうことになります。時は12月、日本は冬ですが南半球にあるオーストラリアは真夏。汗だくの状態で空港についてそのまま飛行機に乗る気にはなれません。シャワーでも浴びたいものです。
事前にシドニー空港のWebサイトで調べたところ、国際線ターミナルにはチェックイン前に無料で利用することの出来るシャワーがあるようです。
Sydney Airport - Showers | T1 International | Sydney Airport
Shower facilities are available at the general check-in area near check-in counters A and K on the departures level.
There are also shower facilities located airside (passenger only access) near Gate 31, Gate 51 and Gate 24 (male only) on the departures level.
You will need to supply all provisions for the use of the shower. These provisions may also be purchased at some of our retail outlets.
ということはシャワーを浴びて、服を着替えて、汗のたっぷり染み込んだ服はスーツケースに突っ込んで搭乗できるということ。こりゃいいわい、ということで利用してきました。
上で書いたページにもあるとおり、シドニー空港国際線ターミナルの無料シャワーはチェックインカウンターA付近とK付近の2箇所に設置されています。どちらもターミナルの端っこです。
シャワールームが単独で設けてあるのではなく、トイレの隅にシャワーブースが設置されていました。
ぱっと見は市民プールにあるシャワー室のよう。ぬるいながらも一応お湯は出ます。
快適とは言い難い設備でしたが、無料でシャワーが使えるというだけでありがたい。シドニー空港からのお帰りの際に利用してみてはいかがでしょうか。
#なお、スターアライアンスゴールドであれば出国後にニュージーランド航空のラウンジでシャワーが使えるということも念のため書き添えておきます。
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海外にしょっちゅう行く私。もちろん、海外用の変換プラグもいくつか持っております。
こんなのですね。
でも、ある時ふと思ったのですよ。最近旅行に持って行く電化製品といったらスマートフォンのみ。以前はデジカメやフィーチャーフォン(いわゆる「ガラケー」)も持って行っていたのでその充電器も必要だったのですが、今ならmicroUSBに対応したAndroid用の充電器があれば事足ります。それならば海外でスマホ用の充電器を買ってそれを持っていくようにすれば、わざわざ変換プラグを持って行く必要がなくなるのではないか!と。ということで香港で探してみたのですが、これが結構お高いんですねー。
湾仔電脳城で探してみました。
で、帰国してからAmazonで検索してみたところ、良さげなものが2点見つかりましたので、両方取り寄せました。
探し物は以外と近くにあるというのは古からの理ですな。
1点目(写真左)はモバイルバッテリーが有名なcheeroのMIRACLE CHARGER CHE-309。日本国内で使えるA型のプラグに、海外用のアタッチメントを被せる方式です。
これを
こうします
アウトプットは2口、出力は合計で3.4A。プラグはC型・BF型・O型の3タイプが付属しています。
もちろん電圧は240Vまで対応。購入時のお値段は1980円でした。
もう1点はネットワーク関連機器でおなじみのプラネックスコミュニケーションズのPL-TUCHG03。こちらは本体とプラグ部分が分かれていて、必要な型のプラグをはめ込む方式です。
これを
こうはめ込む。
アウトプットは1口、出力は2A。プラグ部分は縦横自由にはめ込めるというのが特徴です。プラグはC型・BF型・O型、電圧は240Vまで対応というのはcheeroと同じ。
購入時のお値段は932円でした。
それぞれ海外で使ってみましたが、利便性ではcheeroに軍配が上がります。アタッチメントは差し込むだけなので扱いが簡単ですし、単体でもA型の充電器として使えるという点もよい。本体のサイズも大きすぎず申しぶんありません。ただ、充電中に光る青色LEDがやや明る過ぎるというのが難点です。夜間飛行の航空機の中で使うのはちと憚られました。気になる場合はテープで隠すなどの対応が必要かもしれません。
プラネクスの製品も問題があるわけではなく、コンセントへの差し込み方向を変えられる点や価格面などではアドバンテージがあります。cheeroの半分の値段ですし。興味のある方、お好みのほうを選んではいかがでしょうか。
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来週、遅い夏休みを取ってオーストラリアに行ってきます。「もう夏じゃねえだろ!」と上司には言われましたが「南半球はいまが夏ですよ!」とかなんとか言ってごまかしました。
さて、私の海外旅行に欠かせないものといえばネット環境。スマートフォンが無ければ街を歩くこともままならない私にとって、モバイルでのネット環境を整えることは必須なのです。現地2泊&機内2泊の5日間・実質2泊3日の日程でどのようにネット環境を確保するか。検討しました。
(1) ドコモの海外カケホーダイを使う
(2) モバイルWi-Fiルータを借りて行く
最も手間が掛からないパターンですが、何もこれについて私が語ることもないでしょうから省略。今回はモバイルWi-Fiルータは借りない予定です。海外パケホーダイは何かアクシデントがあったら使うかもしれません。
(3) 現地でプリペイドSIMカードを購入する
SIMロックの掛かっていないスマートフォンを何台も持っている私にとっては定番。オーストラリアは比較的プリペイドSIMが手に入りやすい国のようです。携帯電話会社はTelstra・Optus・Vodafoneの3社。いろいろ調べて見たところ、Optusの10AUDのSIMを買って1日当たり2AUDの500MBまでデータ通信が使えるプラン「MY PREPAID DAILY PLUS」に入るのがよさそうです。問題はプリペイドSIM買うのが面倒くさいというところ。
【参考】
Telstra : https://www.telstra.com.au/mobile-phones/prepaid-mobiles/30-prepaid-multi-fit-sim-starter-kit
Optus : http://www.optus.com.au/shop/mobile/prepaid/plans?SID=con:premob:2ndNav:premob:othr:Prepaid:pos2#daily-plus
Vodafone : http://www.vodafone.com.au/personal/prepaid/prepaid-options
(4) Skyroam Hotspotを使う
先日買った飛び道具がこちら。70以上の国・地域で、24時間当たり10USDで3Gデータ通信が使えるモバイルWi-Fiルータです。
本体を買ったときに5日分の利用権が付いてきているので、現地で2泊3日であればその利用権の範囲内で使うことができます。現地ですぐに使えるのがメリットですが、通信方式が4G(LTE)でなく従来の3Gであるというのがやや難点。
【参考】http://www.skyroam.com/index.php
(5) 中国移動香港のプリペイドSIMでローミングする
先日行った香港で購入した中国移動香港の4GプリペイドSIM。
(6) SingtelのプリペイドSIMでローミングする
年に一度はシンガポールに行くのでSingtelのプリペイドSIMも持っているのですが、こちらでも最近海外データローミングが可能となりました。
【参考】 http://info.singtel.com/personal/phones-plans/mobile/prepaid/data-bundles#addons_hi-data-roam
オーストラリアでの利用料金は100MB当たり5SGD。2泊3日ならば500MBもあれば充分でしょうから、25SGD・2300円くらい見ておけばいいでしょうか。私が持っているSIMが古いので3G通信になってしまうのがネックですが、これが一番安く済むかもしれません。私のSingtelのプリペイドSIMには残高がたっぷり残っているので改めてチャージする必要もありませんし。
ということで基本はSingtelのローミングを使って、調子が悪ければSkyroamに切り替え、3Gで回線速度が遅ければCMHKのプリペイドを使うかOptus行ってプリペイドSIM買うか、という作戦で臨もうかと考えております。
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仕事の関係でジャパンネット銀行のVISAデビットカードを作りました。どんな仕事だ、と思われるかもしれませんが。
こちらです。
VISAデビットカードが海外で活躍するのは現地のATMで現金を手に入れるとき。クレジットカードのキャッシングでもいいのですが、キャッシングだと返済日までの利息が掛かってしまいますからね。その点デビットカードならば即時に銀行口座から利用額相当の日本円が引き落とされて安心。
香港・尖沙咀のハーバーシティ(Harbour City/海港城)の中にシティバンク(花旗銀行)のATMがあったので、こちらで香港ドルの現金を引き出してみることに。
引き出しの手順はどのVISAデビットカードでも同じですが、ジャパンネット銀行が便利なのは引き出した後。まず「ご利用代金のお引き落としのお知らせ」と題されたメールが、登録しているメールアドレス宛に届きます。そこに利用代金が記載されているので、いま引き出した外貨が日本円でいくらになったのかすぐに分かるのです。
また、ジャパンネット銀行の残高照会用スマートフォンアプリを使っても引き落とし額が分かります。
残高の部分にはモザイクを掛けています。
今回は500.00HKD(香港ドル)引き出して残高が8179円減っているので、レートは1香港ドル=16.358円。当日、尖沙咀の裏通りにある両替屋の店頭に出ていたレートよりも若干有利に香港ドルの現金を手に入れることができました。
ジャパンネット銀行のVISAデビットカードで海外ATMを使う場合には、他のカードにあるようなATM利用手数料は掛かりません。なので少額を何回も引き出すような使い方でも損をしないのがうれしいところ。レートは「外貨額をVisa Inc.(国際提携組織)の決済センターで集中決済された時点でのVisa Inc.が指定するレートに、海外取引に関わるコスト等として、3.02%(税込)を加えたものです。」ということです。
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香港に行ってきました。
私はANAのスーパーフライヤーズカード(SFC)会員なので、その特典として香港への入出国の際に自動化ゲートe-channel(e道)を使う権利が与えられています。
参考サイト
ANA http://www.ana.co.jp/amc/reference/premium/detail/priority-flight.html#section09
香港入境事務処 http://www.immd.gov.hk/eng/services/echannel_visitors.html (英語)
このe-channelを使うには申請手続きが必要。昨年初めて香港を訪れた際にその申請は済ませていたのですが、今年になってパスポートを更新したため、改めて手続きが必要となったのです。今回の入国に合わせて申請してきました。
裏表紙に貼られたバーコードがe道利用者の証。このパスポートはVOIDになってしまいました。
e-channelの申請オフィスは、香港国際空港の入国審査カウンターと手荷物受取場の間にあります。私が乗ったANA839便が羽田から香港についたのが朝5時05分。申請オフィスが開くのは朝7時半。ということで2時間半近く待つ羽目に。これはあらかじめ分かっていたことなので、今回の旅の荷物はすべて機内に持ち込みました。
入国審査カウンターの手前に乗り継ぎ客用の待ち合いスペースがあったので、そこに座ってひたすら待ちます。
周りには中国本土へのフェリーの運行開始を待つ中国人が大勢。うるさい。
待ち合いスペースには自販機もあるので、香港ドルの硬貨か八達通を持っていれば飲み物を買うことも出来ます。
セブンイレブンも開いてました。
7時15分頃に入国審査の列に並び、通過したのがちょうど7時半頃。e-channelの申請オフィスに行くと既に先客が手続きをしていました。
少し待って私の番に。旧パスポートと新パスポート、それにスーパーフライヤーズのラウンジカード(クレジットカードじゃないほう)を出して一言"please."と添えれば何も言わず手続きを始めてくれます。
スーパーフライヤーズカードの内容・旧パスポートでの登録内容・新パスポートの名前や顔写真などを確認され、メガネを外して顔を撮影されたら手続き終了。初回は指紋も登録したのですが今回はそれは不要でした。
読みづらいですが、登記日期には"20-09-2014"と去年の登録時の日付が入っています。
これで今後10年間は香港出入りし放題。とはいえ年に1度も行かないですけどね。
上・旧パスポート、下・新パスポート。今回の更新からやっとIC旅券になったのです。
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昨日まで香港にいました。
勤労感謝の日が絡んだ三連休を使って、実質1泊2日で行ってきたのです。金曜の夜に羽田空港を発ち日曜の夜に香港空港から羽田に戻ってくるという形で航空券を取ったので、現地で1泊しかしないとはいえ土日の日中はまるまる香港にいられるスケジュール。体力の面からいえばなかなか厳しい旅行でありました。
日曜の夕方には香港島の湾仔にある湾仔電脳城でデジタルグッズを探しに行ったのですが、この頃には体力がほぼ限界に。「どこかで休まねば……」ということでMTR湾仔駅近くにあるマクドナルドに寄ったのです。
湾仔電脳城と同じビルにあるマクドナルトとは別のマクドへ行きました。
私は旅先でマクドナルドに入ることがよくあります。マクドナルドのメニューは世界共通、と思いがちですが、実は各国ごとに独自のメニューがラインナップされているのです。こちらのマクドナルドでは通常のカウンターのほかにカフェスタイルの「McCafe」が併設されていたので、今回はそちらでオーダーすることとしました。
ショーケースにはマカロンやケーキなどが並んでいたのですが、ちょっと空腹だったのでパンを頼むことに。ショーケースの中のプライスカードを見ると「小龍蝦蛋沙律牛角飽」というものがあったので、「ああ、小海老のクロワッサンなのだな」と思いそれとホットコーヒーをオーダーしました。
クロワッサンをひとくち。エビ……か、これ?エビっぽいんだけでエビではないような。食感が若干固いのですよ。そういえばプライスカードには英語で"Crayfish & Egg Mayo Croissant"とも書かれておりました。「クレイフィッシュって何だったっけ?」とは思いつつも、あまり気にせずにオーダーしてしまったのですよね。で、スマホで調べてみると……ザリガニでした。ひゃー!
参考:
http://www.mcdonalds.com.hk/ch/mccafe/menu.html (中文)
http://www.mcdonalds.com.hk/en/mccafe/menu.html (English)
・香港でマクドナルドに入る
・マクドナルドでクロワッサンを頼む
というところですでに普通じゃないのに、そのうえ
・そのクロワッサンにザリガニが挟んである
とは!
「まあこれも旅の醍醐味だ」と思いつつ完食いたしましたよ。
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初の長距離フェリー!!
9月のシルバーウィーク、せっかく5日も休みがあるのだからと、多種多様な乗り物に乗って日本を巡る旅をしてきました。夜行バスに始まり、電車・フェリー・レンタカー・飛行機、それと新幹線。非常に楽しい旅だったのですが、中でも楽しかったのは瀬戸内海を横断するフェリーへの搭乗であります。
フェリー自体には何度か乗ったことがありますが、いずれも比較的短距離のものばかり。夜を徹して運航される路線は今回が初めてでありました。いや、個室で眠りながら移動するってのはなんとも言えない楽しさがあるもんですね。船室の様子をご紹介しましょう。
今回私が乗船したのは、大阪・泉大津港と福岡・新門司港とを結ぶ阪九フェリーの「フェリーいずみ」。2014年に進水したばかりの新造船です。なので船内はピカピカ。
スタンダードシングルの中はこのような感じ。
シングルサイズのベッドと机兼荷物置きだけがあるシンプルな造作。浴衣とスリッパが備え付けられています。壁に付いているのはテレビのリモコンとスピーカーが一体になったもの。枕に頭を乗せるとちょうど耳元からテレビの音声が聴こえるって寸法です。
で、テレビがどこにあるのかというと、こちら。
正直言って狭い部屋です。窓もありませんし。ただ、この狭さが逆に心地よい。子どもの頃、ドラえもんに憧れて押し入れで寝てみたときのような胸の高鳴りを感じるのです。
個室ですので周りの目を気にすること無くひとりで酒盛りをすることもできます。
お酒や氷は船内で売っていますし。
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