沖縄旅行まとめ(22) 旅行記17:那覇へ戻ろう
(2月9日午後1時45分)
久米島空港のターミナルは小さいので、保安検査場を抜けると
すぐに出発待合室があります。
この日那覇行きの212便の出発を待っていたのはざっと100人弱。
聞くともなしに周りの人の話に耳を傾けていると、楽天球団の関係者や
スポーツ新聞の記者もいたようです。
出発予定時刻の10分ほど前、待合室にアナウンスが流れました。
「…本日は天候不良のため、那覇までの飛行中はベルト着用サインが
点灯したままとなります。飛行中、お手洗いはご使用になれませんので
ご了承下さい…」
実質のフライトは30分程度なのでトイレに行けないのはどうってことないのですが、
かなりの揺れが予想されます。不安が募ります。
2時5分前、搭乗が始まりました。
小さいとはいえ夏には東京からの直行便があるくらいの空港ですから、
いっちょまえにボーディングブリッジを使って機内へ乗り込みます。
212便に使われる機材は150人乗りのボーイング737-400。
さすがに満席にはならず、私の隣は空席でした。
短い滑走の後、テイクオフ。機体は小刻みに揺れながら上昇します。
水平飛行に移った後も、しばらくは厚い雲の中を飛び続けました。
離陸しておよそ20分が経った頃。
雲が切れて眼下に濃紺色の海が広がりました。
相変わらず水面は荒れています。
というよりも、水面の様子が分かるぐらいの高度で
ジェット機が飛んでいることのほうが驚きです。
飛行機は沖縄本島近くで北に向きを変え、3時過ぎに那覇空港に着陸しました。
次は今夜の宿に向かいます。
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