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SFCとは「ANA『ダイヤモンドサービス』または『プラチナサービス』のメンバーが持てる物」である

2011年にANA-SFC(スーパーフライヤーズカード)獲得修行をしようとしている
あなたに向けてお送りしているシリーズ記事の4回目。
SFCを手に入れるためクリアしなければならない最後のポイントはこちらです。

SFCとはANA『ダイヤモンドサービス』または『プラチナサービス』のメンバーが持てる物である

例によってANAのWebサイトからそれぞれの用語の定義を引きます。

対象となるANAプレミアムポイントが年間(1月~12月)で、50,000ポイント以上の方に、翌年4月から1年間「プラチナサービス」をご提供いたします。
(http://www.ana.co.jp/amc/reference/elite/platinum.html より)

対象となるANAプレミアムポイントが年間(1月~12月)で、100,000ポイント以上、うちANAグループ便利用が 50,000ポイント以上の方に、翌年4月から1年間「ダイヤモンドサービス」をご提供いたします。
http://www.ana.co.jp/amc/reference/elite/diamond.html より)

これを基にして先ほどの定義を言い換えましょう。

SFCとはANAプレミアムポイントを年間(1月~12月)で50,000ポイント以上獲得した人が持てる物である

なので、SFC修行をする人はプレミアムポイントの獲得に躍起になるのです。
では、プレミアムポイントとは何か。
2つ前の記事で触れたプレミアムポイントの定義をもう一度見てみましょう。

プレミアムポイントとは、毎年1月~12月の12ヵ月間(暦年)に、AMCに登録されたANAグループ便(ANA Connection含む)およびスターアライアンス加盟航空会社運航便ご利用による獲得マイル、クラス、運賃倍率、路線倍率をポイント換算し、マイルとは別に登録しているものです。
(http://www.ana.co.jp/amc/reference/elite/pltnm_point.html より引用)

該当のページには

プレミアムポイント
  =区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×路線倍率+搭乗ポイント

という計算式が載っていますが、イマイチ分かりづらい。
2010年の私の搭乗実績から、いくつか計算例を挙げてみます。
http://onemiletoheaven2.cocolog-nifty.com/blog/2010getsfc500k.htmlも参照下さい。

【国内線】
#04 沖縄→東京羽田をプレミアム株主優待割引運賃で
区間基本マイレージ : 984
クラス・運賃倍率 : プレミアム株主優待割引運賃は125%
路線倍率 : 日本国内線は2倍
搭乗ポイント : プレミアム株主優待割引は400ポイント
よってプレミアムポイントは 984×1.25×2+400=2860

#11 仙台→沖縄を超割で
区間基本マイレージ : 1130
クラス・運賃倍率 : 超割は75%
路線倍率 : 日本国内線は2倍
搭乗ポイント : 超割は0ポイント
よってプレミアムポイントは 1130×0.75×2+0=1695

#21 東京羽田→大阪伊丹を特割Cで
区間基本マイレージ : 280
クラス・運賃倍率 : 特割Cは75%
路線倍率 : 日本国内線は2倍
搭乗ポイント : 特割Cは400ポイント
よってプレミアムポイントは 280×0.75×2+400=820

【国際線】
#01 東京成田→シンガポールをANAのスーパーエコ割で
区間基本マイレージ : 3312
クラス・運賃倍率 : スーパーエコ割は70%
路線倍率 : 中国以外の国際線は1倍
搭乗ポイント : スーパーエコ割は0ポイント
よってプレミアムポイントは 3312×0.70×1+0=2318

#17 クアラルンプール→シンガポールをシンガポール航空のブッキングクラスYで
区間基本マイレージ : 196
クラス・運賃倍率 : シンガポール航空のブッキングクラスYは100%
路線倍率 : スターアライアンス加盟会社の路線は1倍
搭乗ポイント : シンガポール航空のブッキングクラスYは400ポイント
よってプレミアムポイントは 196×1.00×1+400=596

ご覧のとおり、プレミアムポイントの計算はそう難しいものではありません。
ルールに従って数字を当てはめていけばよいだけです。

さて、ここまで読んで
「プレミアムポイントの計算方法なんて知っているから、
 安く、効率的にポイントを貯める方法を教えやがれ!」
と思っている方もいらっしゃるのではないかと。
私のブログのアクセス解析でも「効率」や「最安」「最早」という単語が目に付きます。

正直に言って、プレミアムポイントの貯め方に最適解なんてありません。
例えば東京と大阪の間をビジネスきっぷで1日2往復、というのを毎日続ければ
2週間でプレミアムポイントが50000に達します。
但し80万円以上掛かりますからこれは「そんなに金は掛けられない」という
人に対しては最適解にはなりえない。

それぞれの人の
・掛けることの出来る費用
・掛けることの出来る時間
・海外に行くのを躊躇しないかどうか
などの要因によって、SFC獲得までの道のりは決まるのでしょう。
私の場合は50万円・土日祝日のみ・海外も英語圏なら行くのに躊躇しない・
ANAの株主なので株主優待券が手に入る、という要因が組み合わさって、
シンガポールと沖縄が行き先のメインになりました。

さて、固い話はここまで!
次の記事からは2010年のSFC修行のエピソードや一時期書いていた
シンガポール修行のTipsなどを綴っていきますよ。

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