« 2013年12月 | トップページ | 2014年2月 »

トランスアジア航空の東京・成田~台北・桃園線に乗ってきた [2・機内食とか機材とか編] 【TraveLOG】

成人の日の3連休に乗ってきた台湾の航空会社・トランスアジア航空についてのまとめ、2回目は機内の様子について。

参考:
トランスアジア航空の東京・成田~台北・桃園線に乗ってきた [1・成田空港編]

【機材】
トランスアジア航空の成田~桃園線にはエアバスA320が使われています。

Img_20140111_121842

桃園と関西国際空港や北海道各地を結ぶ便には機体が一回り大きく且つ最新型のA330が投入されているようなのですが、成田線にはA320もしくはA321のみが使われるようです。

参照:
トランスアジア航空 時刻表 http://www.tna.com.tw/edm/Japan/TT_JP.pdf
トランスアジア航空 使用航空機 http://www.flytransasia.jp/library.aspx?oid=2

トランスアジア航空のA320は、ビジネスクラスが横2-2×3列の12席、エコノミークラスが横3-3×23列の138席、合計150席が配置されています。トランスアジア航空は一応LCCではないので、座席の間隔には若干の余裕が。これなら4時間のフライトでもなんとか耐えられます。

Img_20140113_094752

よほど大きい人でない限り前の座席に膝が着くことはありません。

機内の雰囲気は、よく言えばクラシック、有り体にいえば古びた感じ。

Img_20140111_125850

画像では一見きれいに見えますが、そこかしこから醸し出される古さは隠し切れません。

【機内エンタメ】
トランスアジア航空のA320には小さいながらも機内モニターがあります。最近主流のパーソナルモニターではなく、天井から下りてくるタイプ。ここで映画やビデオが流される訳ですが、その内容は
・成田発 中国語(英語字幕)の映画・英語のスポーツドキュメンタリー
・桃園発 札幌テレビ放送の雪祭り紹介番組(中国語字幕)・台湾のテレビで放送されたらしい旅番組(番組内での行き先は福岡)・英語のスポーツドキュメンタリー(成田発のと同じ)
といったもの。

Img_20140113_094819

台湾のタレントが福岡を旅する番組を放送中。

またオーディオサービスはほとんどが中国語のコンテンツですが一応日本の曲も聴けます。但しアジアンミュージックという括りで韓国の曲と同じチャンネルになってしまってはいますが。

イヤホンはシートポケットには入っておらず、客室乗務員が配布します。私はタイミングを逃してもらい損ねたので、自前のイヤホン使いました。

また、離陸前の機内安全に関する案内は客室乗務員の実演ではなくこのモニターを使ってビデオで流されます。その動画がYouTubeに公式に上げられていました。

台湾の航空会社なのに説明のメインが英語なのは何故だか分かりません。これは成田発の便だけでなく桃園発でも同じでした。

【機内食】
トランスアジア航空の機内食は往復分を台北で積み込んでいるようです。成田発の便ではこんな食事が出されました。

Img_20140111_135955

メインは焼きビーフン。メロンとマンゴープリンが付いています。ビーフンはおいしかったのですが、温めが足りなかったのかややぬるい状態で供されました。

ドリンクはビール・赤ワイン・白ワインのほかコーラ・オレンジジュース・アップルジュースが選べました。

Img_20140111_140635

ビールは台湾ビールのクラシック。

台湾・桃園発の便の機内食はこちら。

Img_20140113_090814

何か芋っぽいものを揚げてその上に白菜・椎茸・挽き肉の餡がかかっています。メインが芋、というのは日本人にはあまり馴染みがないもの。味も、美味しいかと言われるとちょっと首をひねってしまいます。付け合せはメロンと甜愛玉。

朝の便だったからか、桃園発で選べるアルコールはビールのみ。代わりにソフトドリンクのほうは成田発のときに選べたものに加えスプライト・トマトジュース・牛乳が追加されてました。写真の中の紙コップの中身はスプライトです。

【トイレ】
A320のトイレは前方1カ所、後方2カ所。但しトランスアジア航空はビジネスとエコノミーの2クラス制ですので前方のトイレはビジネスクラス専用になります。

Img_20140111_151621

カーテンで仕切られてますから。

私は成田発の便でうっかり前方席を取ってしまったため、機体最後方のトイレまで延々歩く羽目になりました。往き・帰りともエコノミークラスはほぼ満席でしたので、130人で2つのトイレを使うことに。食事後には10人近く順番待ちをする光景も見られました。

その他、入国カードの配布や免税品の機内販売などは他の航空会社とほぼ同じ。客室乗務員の皆さんはドリンクを尋ねたりする際には日本語で応対してくれますので、特別なオーダーをしようとしなければ日本語ですべて大丈夫かと思われます。なお、日本人の客室乗務員はいませんでした。

次回は台湾・桃園国際空港での搭乗の模様を振り返りますよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トランスアジア航空の東京・成田~台北・桃園線に乗ってきた [1・成田空港編] 【TraveLOG】

成人の日の三連休を使って台北へ行ってきました。利用した航空会社は台湾のトランスアジア航空(復興航空)です。

いや、本当は以前乗ったことがあるシンガポールのLCC・スクートで行こうと思ってたのですよ。しかしながら、なぜかこの期間はスクートの航空券が高かった。そこで航空運賃の比較アプリ・SkyScannerで調べたところ、成田から台北・桃園国際空港までの直行便で一番安い運賃を出していたのがトランスアジア航空だったというわけなのです。

Geweb

ちなみにお値段は、運賃が25000円・燃油サーチャージや諸費用が13390円で合計38390円でした。トランスアジア航空のWebサイトから直接購入。

もちろん、トランスアジア航空に乗るのはこれが初めて。いや、初めて乗る航空会社ってのは色々発見があるもんですね。今回から3回にわたってまとめておきます。

トランスアジア航空は成田空港では第2ターミナルを使用します。台北行き・GE605便の出発時刻は13時20分です(2014年1月11日現在)。「国際線に乗るときは出発時刻の3時間前に空港に着く」を旨としている私。それに従って10時半頃に成田空港に入ったのですが、

Img_20140111_103705

チェックイン始まってなかった。始まっていないどころか何時からチェックインが始まるのかも表示されていないという有様。その後しばらくして、このポールの表示は

Img_20140111_105855

このように変わりました。出発2時間前からチェックインが始まるのですね。

チェックインカウンターには手続き開始前から長い行列が。スノーボードを抱えた若者の団体が並んでいます。おそらく台湾から日本に来て、雪を楽しんで帰るのでしょう。私の場合はWebで事前に座席指定を済ませていたので、チェックイン開始からしばらく経ってから列に加わることにしました。

が、この策がうまく行かなかった。いつまで経ってもチェックインの列が短くならない。しびれを切らして列に並んだものの、結局私の手続が終わったのは正午少し前でした。

Img_20140111_113235

カウンターの業務はJALが代行していました。

急いで手荷物検査と出国手続を済ませ、搭乗ゲートへ向かいます。この日のトランスアジア航空台北行き・GE603便は82番ゲートから出発。ということはサテライトに行く必要があるわけです。

Img_20140111_121405

以前はここからシャトルに乗っていましたが、去年廃止されました。

動く歩道でサテライトへ向かっていると、左手にトランスアジア航空の機体が。

Img_20140111_121842

機種はエアバスA320。多くのLCCが使っている機種ですので私も乗り慣れてはいるのですが、正直言って「これで4時間掛けて台湾まで行くのか……」と若干不安になるサイズではあります。

ボーディングパスで指示された搭乗開始時刻は13時ちょうど。

Img_20140111_122019

成田空港で発行されるトランスアジア航空の搭乗券は無地の台紙のシンプルなもの。

ただ、この日は台北からの便が定刻よりも30分以上早く到着したからか、12時50分には搭乗が始まりました。

Img_20140111_124857

トランスアジア航空の機内の模様は次の記事で。

参考:
トランスアジア航空の東京・成田~台北・桃園線に乗ってきた [2・機内食とか機材とか編] 【TraveLOG】


| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年12月 | トップページ | 2014年2月 »