今回のANA-SFC(スーパーフライヤーズカード)獲得修行でのシンガポール行き、
裏の目的はSIMフリーのシンガポール版iPhone 3GSを買うこと。
ただ「iPhone SIMが無ければ ただのiPod」(字余り)だからSIMカードも買いたい。
ということで、まずはStarhubのMAXMOBILE PREPAID SIMを買うべく出掛けました。
ホテルから一番近いStarhub SHOPはPLAZA SINGAPURAの中。
MRTをドービーゴート駅で降りてPLAZA SINGAPURAに入ると
すぐに地下1階でStarhubの看板を掲げた店を発見。
レセプションに座っている女性に訊いてみました。
"すみません、MAXMOBILE PREPAID SIMを買いたいのですが。"
"LEVEL1のSHOPに行ってください。"
おっと、こちらはカスタマーサービスセンターでした。
販売は1階のSHOPで行っているよう。
エスカレーターで1階に上がり、StarhubのSHOPへ。
キャッシャーにMAXMOBILE PREPAIDを売っているかのような看板があったので
中にいる女性に訊いてみます。
"MAXMOBILE PREPAIDが欲しいのです。"
"レセプションで番号札をもらって来てね。"
直接は買えないらしい。
レセプションの前の行列に並びます。
5分ほど並んでやっと私の番。
"こちらは何の用件?"
応対したのは高校生くらいにも見える若いマレー系男性。
"MAXMOBILE PREPAID SIMを買いたいのです。"
"身分証明はある?"
"パスポートがあるよ。"
"パスポートだけ?それだけじゃ不十分だ。FINは無いのか?"
"FIN?なんですのそれは?"
"これくらいのグリーンのカードだ"
"そんなものはない。クレジットカードでは身分証明にならないか?"
"ならない。それでは売れない。"
"…じゃあいらねえよ。"
ムカーっっっ
!!!
外国人旅行者がパスポート以外の身分証明書を持っているわけ無いだろ!!!
そもそも旅行者が買えないのであればプリペイドSIMの存在価値は半減だ!!!
#帰国後にFINについて調べました。
#Foreign Identification Numberの略で、外国人居住者に付与されている
#9桁の番号らしい。グリーンのカードとは、外国人登録証みたいなもの?
その足でiPhoneを買いに向かった(この模様は次の記事で)けれど、
どう考えても納得が行かない。
SingtelなりM1なりのプリペイドSIMを買う手もあるけれど、こうなりゃ意地だ。
iPhoneを買った後、別のStarhub SHOPに行ってみることにしました。
ドービーゴートからMRTに乗りハーバーフロントへ。
Vivo Cityの中のStarhub SHOPを目指します。
エスカレーターで2階に上がると…Starhub SHOPは改装工事中だ
。
でも、同じく2階にあるカスタマーセンターの中で仮営業中と書いてある。
そちらに向かってみました。
こちらにもレセプションカウンターがあったので、中の女性に訊いてみました。
"すみません、こちらでは外国人旅行者に対してもMAXMOBILE PREPAIDを
売っていますか?"
"もちろん。直接キャッシャーに行って買ってください。"
なんだなんだ、PLAZA SINGAPURAのSHOPとは全然態度が違うぞ。
"あ、SIMカードだけ?USBモデムはいる?"
"USBモデムも欲しいな。"
"じゃあ…(ジー、ガチャン)…この番号が呼ばれるまで待っててね。"
番号札が発券されました。
モデムを買うには時間が掛かるようで。
日本の銀行にあるような呼び出しシステムで番号が呼ばれ、
カウンターに行ってモデムの購入手続き。
身分証明を求められましたが、もちろんパスポートだけでOK。
キャッシャーで支払いと引き換えに商品をもらって、無事手続き完了。
購入したプリペイドSIMとUSBスティックモデム(Huawei E1750)。98SGD。
SIMが12SGDなので、モデムは86SGDということに。
苦労はしたがなんとかSIMを入手。
良かった良かったと思ってホテルに戻り、1階にある7-elevenに行くと
7-elevenでも売ってたよ…
灯台下暗しとはまさにこのことだ。
(まあ今回はモデムも欲しかったのでいいけれど。)
ちなみにチャンギ国際空港の中にあるUOB(大華銀行)の両替所にも
7-elevenのと同じような掲示があったので、旅行者はそちらで買うのが
一番お手軽なのかもしれません。
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